多検体に応用可能な低コストmRNA-Seqの論文がScientific reportsに掲載されました。
Mari Kamitani, Makoto Kashima, Ayumi Tezuka & Atsushi J. Nagano
”Lasy-Seq: a high-throughput library preparation method for RNA-Seq and its application in the analysis of plant responses to fluctuating temperatures”
Scientific Reportsvolume 9, Article number: 7091 (2019)
個別のサンプルを識別するindexをライブラリ調整の最後のPCRではなく、逆転写の段階で付与することで、沢山のサンプルを実験初期に1チューブに混合することを可能にし、実験にかかる労力やコストを削減しています。
この考えはsingle cell RNA-Seqで利用されていましたが、本研究では通常量のTotal RNAに適応可能にするためにいくつか実験上の工夫を加えています(Fig.1)。